【給与明細】【2023/4】トヨタ賃上げ後、初の給料支給!分かっちゃいたが全然変わってねぇ!!

どもども、FIRE期間工です。

早いもので、トヨタがインフレ対策における賃上げと称して、期間工の日給を「100円」上げてから(少ねぇんだよこの野郎)初の給料支給となりました。

単純計算で月に20日出勤があるとしても、せいぜい「2000円」程度しか上がらないってことは分かってはいましたが、そこはやはり死の国、日本

せっかく企業が上げてくれた賃金からも、容赦なく税金をふんだくっていきます。

ラットレースとはまさにこのこと。

さっさと労働から脱却して、一刻も早く自由な人生を手に入れたいものです。

ではでは、クソつまらん前置きはこのぐらいにして、さっそく行きましょうかね。

その目に焼き付けろゴルァぁあ!!!

目次

【2023年4月】満了金がなきゃ、トヨタといえどしょせんこんなもん。

出勤日数23日
支給合計31万950円
控除合計7万9799円
(食事代:2万3112円)
手取り23万1151円

3月は工程変更部署異動などの影響か、残業がたったの2時間程度で、ほぼ定時退社の月でした。

定時前にラインが止まり、そこからは新しく配属される工程の訓練訓練、ああ訓練

かくいう私も、そのクソッタレな会社都合ってやつに振り回されて、今までやったこともない工程どころか、所属する組まで変更となってしまう始末。

別にこれで「転籍手当」とか、「工程変更手当」とかがもらえるんなら、全然納得だったんですよ?

でもそんなもん、まーーーーったく無し。

「仕事の幅が広がるね♪」なんて言われたときは、鼻を思いっきりぶん殴って病院送りにしてやろうかと思いました。

だって普通に考えてさ、俺ら非正規社員なんて、どれだけ仕事を頑張って会社に尽くそうが、2年11ヶ月経ったら容赦なく首を切られるんだから、仕事の幅が広がったって何の意味もないわけです。

貰うもん貰ったらさっさと退職。

しょせん、鼻っから使い捨ての体で雇われてる身分なんで、会社からの評価もへったくれもないわけです。

働いてる会社や工場は変わってないかもしれないけど、ある意味工場内で転職してるようなもんなんで、部署異動した途端に辞めちゃう人が出てきても、そりゃ頷けるってもんです。

せっかく途中まで進めたRPGのセーブデータを勝手に消されたら、もっかい最初からプレイしようとは思わんでしょうよ。

それと同じことです。

僕がこんなにも会社という組織を毛嫌いしてる理由

まーた愚痴っぽくなってきちゃった。

これ給料明細の記事だったよね?

ごめんね、毎回毎回くらーい記事ばっかりで。

でも誤解してほしくないのは、「期間工」という働き方に出会えたこと自体には、とても感謝はしているんです。

もし期間工をやっていなかったら、今頃どうなっていたことか。

きっと未だに借金をちびちび返済しながら、ギリギリの生活を送っていたんだろうな。

もっとも、「期間工」をやらなければまともに金を貯められないって時点で、ある意味終わってる気もしますが。

ブックオフでバイトするだけで手取り「30万」もらえる世の中だったなら、僕は真っ先にそっちを選びますけどね。

だってクッソキツイんだもん、期間工。

今住んでる寮だって、別に心から住みたくて住んでるわけじゃないし。

これしかまともに金を貯められる方法が無かったから、致し方なくこの方法を選んだってだけで。

ある意味、僕には「働き方」において、選択肢なんて無かったとも言えますね。

もっと言えば、かれこれ期間工を4年近くやっているわけですが、自分にこの働き方が合っていなかったら確実に人生詰んでいたとも言えます。

そう思えば、期間工として入社してきても2週間ぐらいでバックレる人も多くいる中、これだけ長く続けられたって時点で、「てめぇは運が良かっただけだろ!」って話しになっちゃうのかな。

もっとも、ここまで散々辛い目に合ってきてるんで、「運」の一言で片付けられてたまるかって気もしますが。

でもやっぱり、鼻っからまとまった金があって、金に不自由してなかったなら、この仕事は絶対選んでないですね。

そもそも会社員なんて嫌いだし。

ちょいと昔話

その昔、出向として送り込まれた会社が「超」のつくブラック会社で、そこで僕はゲームプログラマーとして働いていました。

その会社は、ビルの外観も暗ーい感じで、会社に入るとカビ臭い匂いが鼻をつくような、戦慄迷宮みたいな会社でした。

しかも、当時住んでいたアパートからは電車で1時間半近くもかかり、通勤するだけでヘトヘトクタクタ

会社のフロアの隅にはダンボールが山積みになっており、典型的なブラックの様相を呈していました。

でも、当時の僕は専門学校を卒業したばっかりで、せっかく就活で拾ってもらった会社だからと、この出向の話しを断ることができませんでした。

そして、いざそこで任された仕事の蓋を開けてみたら、「これどう考えても実現不可能だろ!!どうやればいいんだよ!!?」みたいな無理ゲーレベルのタスクを割り振られたのです。

分かりやすく例えるなら、犬小屋の作り方も分からないような奴が、いきなり「2階建ての一軒家立てろ!」って言われたようなもんです。

どう設計すればいいのか?

どこから取りかかればいいのか?

手順が分からない、段取りが掴めない、完成のイメージが湧かない。

まず最初に何から始めればいいのかすらも分からないという、パニック状態でした。

あまりにも困り果て、出向先の社員さんに助けを求めても、面倒くさそうな顔をされて「こうやればできるんじゃないの…?」みたいな適当な回答。

諦めて自分でGoogle検索を使い倒し、気づけば3ページ先ぐらいまでの全てのリンクを踏んで熟読。

スケジュールが迫る中、自分なりに試行錯誤しながら取り組み続けていると、気づけばダッシュしないと間に合わないレベルの終電ギリギリの時間。

気がついたら、毎日終電で帰っていました。

ところがある日、自分で調べるレベルではどうにもならないほどのにぶち当たりました。

そこで意を決してもう一度、出向先の社員さんに助けを求めました。

そしたらそこで返ってきた返答がこれ↓。

「もっと苦しめ」

もうダメだ、出向元である本社に相談しよう。

そう思ってメールを送っても、返ってくる答えは「出向先とちゃんとコミュニケーション取れてるんですか?」みたいな回答。

なんだよ、俺が悪いってのか。

もはや誰も助けてくれない。

自分の力だけで何とかするしかない。

こうなったら、土日もサービス出勤してもっと調べまくって、もっと試行錯誤するしかない。

起きる時間は、朝の「7時」。

家に帰ってくる時間は、夜の「2時」。

目は虚ろで、食欲はない。

明らかに睡眠不足なのに、なぜかベッドに横になっても眠れない。

そんな生活を繰り返していたある日、僕の心はぶっ壊れた。

横断歩道を、牛歩でトボトボと歩く。

ふと目線を上に上げると、「あ…やべ…、赤信号じゃん……」

このとき、今更になって気づいた。

「これ…うつ病じゃね…?」

このままこの仕事を続けていたら、いつか会社に殺される。

もうなりふり構っていられない。

でも、せっかく高い学費ローンを組んで、2年間も真面目に学校に通ってまでゲームプログラマーになったってのに、ここでもう諦めてしまうのか?

まだ300万近い学費ローンが残っているんだぞ?

毎月3万近い返済を、これからも続けていかなきゃいけないんだぞ?

その金をどうやって工面するんだ?

ゲームプログラマーとして楽しく働きながらお金を稼いで、順調に返済していくんじゃなかったのか?

でも…。

でも……。

もう限界だ。

これ以上、ブラック会社に使役される人生なんてたくさんだ!!

会社なんてクソだ!!

会社なんてしょせん、他人の命を利用して利益を上げることしか考えてないんだ!!

逃げろ!!!

逃げてしまえ!!!!!

そうして僕は、高い借金を抱えたまま、せっかく叶えたゲームプログラマーという職を辞した。

今までも何度か「会社員」という働き方に疑問を抱いた瞬間はあったが、このときの経験がきっかけで、会社というものへのトラウマがより決定的なものとなった。

一昔前なら、会社員という働き方はとても充実したものだったに違いない。

戦後であれば、会社への貢献が日本全体への復興に繋がると皆が信じ、一致団結していた。

バブルであれば、やればやるほど金がもらえ、目に見えて実生活が充実していった。

だが時代は変わった。

終身雇用は崩壊し、やればやるほど、労働すれば労働するほど税金と称して、容赦なく金がむしり取られる。

ただでさえ会社に尽くしてるだけで、「時間」という誰しもが平等に与えられた資産を切り売りされているというのに、だ。

仕事の成果では常に「完璧」を求められ、スピードを維持しろ勤務態度は守れコミュニケーションを大事にしろ。

そうやってごちゃごちゃ言ってくる割には、働いている社員にサービス残業させてることには目を瞑る。

1分遅刻しただけで給料を容赦なく削ってくるくせに、残業代を計算するときはなぜか15分換算。

給料を受け取る代わりに労働力を提供している以上、本来ウィンウィンのはずなのに、どうしてこうも優劣に差が生じてしまうのだろう?

そもそもの話し、会社という組織は「社員の生活」「幸せ」を保証するために存在しているわけではありません。

株式会社の存在意義とは、「従業員を活用して事業を行い、それによって利益を上げ、その利益を株主に還元すること」。

とどのつまり、金を稼ぐのが最大の目的なわけです。

そして、従業員の利益よりも会社の利益が優先である以上、どれだけ会社に滅私奉公したとしても、お金持ちにはなり得ないわけです。

不可能というわけではないが、労働分の利益のほとんどを会社が掠め取ってしまうため、僕らが受け取れる代価はほんの一滴(ひとしずく)程度。

「派遣会社」という組織が、なぜ利益を上げ続け、そして企業として成り立っているのか。

それを考えれば、会社員という働き方を続けることが本当に「安定」と言えるのか、正しい働き方と言えるのか、僕には甚だ疑問なわけです。

だったら会社員として働かなきゃいいだろうって?

それが今すぐ叶うならもうやっとるわい。

長々とご一読頂き、ありがとうございました。

おわりに

っておい!!!!!!

だからこれ、「給料明細」の記事だろうがっての!!!!

毎回長々とした記事になっちゃって申し訳ねぇのー。

思ったことをツラツラと書いてると、指が止まらなくなるんよ。

どうか許してちょ。

ところでちょっと前に、ニュースで「FIRE卒業」なんてのが話題になってたよね。

僕が見たやつは、FIREしてる独身男性にインタビューして、顔は隠して声だけ乗せてるやつだったんだけどさ。

そのときの内容が、「FIREを卒業することにはなりましたが、今は会社員としてまた働けることに、とてもワクワクしてます♪」だってww

キモっ!!!!!www

はいはい、よく言うぜwって思いましたね。

どうせ1ヶ月も経たないうちに、会社員として奴隷労働してる日々に嫌気が差して、すぐに「退職」がチラつくことになるんだろ?っていうね。

そんなやる気のある人間が、どうして定年前に会社員を辞めて、FIREなんかしたんだwwっていう。

しょせん株式市場が暴落して、予想以上に資産が減ったもんだから狼狽したっていうだけの話しでしょうよ。

もちろんこのニュースを見たときに、自分ももしFIREしたなら同じ結末を辿ることになるのかな?って思いはしましたが、また会社員として働くことを良しとするとは、まーーーーったく思わないでしょうね。

生きていく上で必要なお金が、不労所得として継続的に入ってくるのであれば、僕が会社員をやる理由は1ミクロンたりともありません。

実際、過去に「やりがい」だけを求めて働き始めたことは何度かありましたが、月日が流れる頃には、気づいたら毎月の給料日だけを意識するようになっていた、というのが今までの経験としてあります。

なので、今後会社員として働くことを意識する瞬間が訪れたとしても、しょせん遅かれ早かれ「辞めたい」という感情がチラつくことが自明ならば、もう僕は自発的に会社員として働きたいとは思いません。

まー要するに何が言いたいかというと、しょせん世の中「金」だってことですよ。

だから皆、貯金はしておこうね。

貯金すればするほど、会社にこき使われないですむ未来の時間を、少しずつ奪い返すことができるんだからさ。

それではまた!!!

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