どうも、FIRE期間工です。
この著者名にもある通り、僕は期間工という仕事を通じて最終的に「FIRE」を目指し、日々働いています。
FIREとはつまり、経済的、あるいは時間的自由を得た生き方を手に入れること。
なぜそこまでFIREにこだわるのか。
そして実際にFIREをしたら、毎日の生活が具体的にどう変わるのか。
今回は僕のFIREにかける気持ちを記事にしてみたいと思います。
働くか働かないかの選択肢が手に入る

まず真っ先に思い浮かべるのがこれです。
この選択肢を手に入れたいがために、必死になってFIREを目指しているといっても過言ではありません。
誤解してほしくないのは、「働きたくない」ではなく、「働いてもいいし働かなくてもいい」という選択肢が欲しい、ということです。
FIREをすると、毎月の給料のために仕事をする、という呪縛から解放されます。
そうすると、時給や日給ベースで仕事を選ぶ必要がなくなるので、経済的な部分を排除して仕事を選ぶことが可能になります。
さらに勤務地や人間関係に関しても、我慢や妥協をする必要もありません。
どこで仕事するか、誰と仕事するか。
その「選択の自由」が手に入るのです。
僕が期間工の仕事を続けていられるのは、ライン作業中は人との会話をしなくていいからです。
今まで仕事を辞めてきた大半の理由が「人間関係」だったのもあり、その部分を極力削った今の働き方は正直合っていると思っています。
ですが、もし投資の収益だけで生活できるのであれば、わざわざこんなキツイ仕事を好き好んでやるつもりはありません。
それでも我慢して毎日バカみたいに出勤しているのは、FIREするためのお金を稼ぐためです。
僕にまとまったお金が無かったから、「期間工をやらないという選択肢を選べなかった」ともいえますね。
確かに「人間関係」の部分でいえば楽ですが、それでも働く場所は選べないですし、早番のときは4時30分に起きなければならないなど、色々と制約も多いです。
でもお金を稼ぐためには、そういった部分を妥協して仕事を続けなければなりません。
こういった妥協して仕事を選ぶ、という点も、FIREすれば関係なくなります。
「働かなければならないから働く」ではなく、「働かなくてもいいけど働く」という状態が、FIREすれば手に入るのです。
この点が、FIREする上での一番の魅力ではないかと思っています。
どこに住むか選べる

僕は今、愛知県の田原市というところに住んでいます。
厳密にいえば、田原市にあるトヨタの寮に住んでいます。
こんな見知らぬ土地で死んで骨を埋めるなんてまっぴらごめんです。
どうせ死ぬなら、自分で住みたいと思った場所か、それか生まれ故郷で死にたいと思っています。
でも明日も生きているかどうかなんて分かりっこありません。
病気で死ぬかもしれんし、事故でぽっくりいくかもしれません。
デスノートの死神の目さえ持っていれば、寿命も把握できたかもしれませんが、それも無理です。
ですが、住環境を優先しようとすると、当然ですが家賃がかかります。
でも家賃を払って生活していては、いつまで経ってもお金が貯まりません。
お金がなかなか貯まらないということは、それだけ投資に割ける軍資金が減るということ。
それはつまり、FIREする時期が遅くなることを意味します。
だから僕は今、トヨタの寮に我慢して住んで、日々の生活費を極力抑えているわけです。
でもFIREすれば、この状態からも解放されます。
ペット可の賃貸物件に住んで、猫と一緒の生活を送ることだって可能になります。
防音のきいたマンションに住んで、朝から歌を歌って生活することだって可能になります。
買い物に便利な都心に住んでもいいし、人が全然いない限界集落に住んでもいい。
北海道に住んでもいいし、沖縄に住んでもいい。
もしくは海外に移住して生活することだって可能になります。
こういった場所にとらわれない生活が、FIREすれば手に入るんです。
人付き合いが減る

これは人によってはデメリットになるのかもしれません。
会社という組織を通じて、人との繋がりを感じられている人もいるでしょうから。
でも会社といった組織の人間関係は、はっきりいってガシャです。
ありとあらゆる性格の人たちがランダムで集まり、価値観もそれぞれ違う中、一緒に仕事をこなすことになります。
すると当然、調味料と同じで「合う、合わない」は必ず出てきます。
それによって仕事を継続するのが困難になったり、人間関係でトラブルに発展する可能性もあるでしょう。
挙句の果てには、プライベートにまで干渉してきて、自分の人生に悪影響を及ぼすことだってあります。
でもFIREしたなら、こういった組織で働くか働かないかを、自分で選ぶことが可能になります。
組織で働くのが向いている人なら「会社員」や「従業員」として。
個人で働くのが向いている人なら「フリーランス」や「個人事業主」として。
今やネットさえ繋がれば、SNSや動画配信サービスなどを通して、世界中の人と繋がれる時代です。
自分と価値観の合わないような人とは付き合いを減らし、趣味や性格が合う人とだけ繋がりを維持する。
そういった人間関係の選択肢が得られるのも、FIREの魅力の一つです。
時間に余裕が生まれる

会社員の労働時間は長すぎます。
1日8時間の労働だけでなく、通勤時間なども考慮すると、1日10時間以上も無駄に拘束されています。
しかもその間は、会社から出ることも許されず、特にやることがなくても途中で帰ることは許されません。
もしその時間を全て自己投資にあてていたらどうなっていただろう?
今頃どんなスキルを身に着け、どれほどの資産を構築できていただろうか。
今ブログを書いているこの時間すらも、会社に拘束されていないわずかな時間を絞り出して書き殴っています。
一周回って、会社にブログを更新する時間を邪魔されているような感覚すら覚えます。
こうしてブログを書いていると、自由時間なんてこれっぽっちも残りません。
気づいたらもう寝なければならない時間になっていた、なんてこともざらです。
モンスターハンターで一狩りする余裕すらありません。
そしてこの育てた資産が、ゆくゆくはお金を生み出してくれる「マネーマシン」になってくれると思っているからです。
そうなれば仮に株の大暴落が起きて、投資信託の資産が目減りしたとしても、ある程度の心の余裕が保てるでしょう。
だからこそ1記事でも多く書いてブログを成長させたいのに、いかんせん時間が無い。
もし今の僕が既にFIREしていたなら、平日も関係なく、丸々ブログの更新に費やせていたわけです。
そうすればブログの成長スピードも変わっていたことでしょう。
それだけでなく、空いた時間でもっと読書ができて知識が増やせたでしょうし、睡眠時間もたっぷりとれてより健康な毎日を送れていたはずです。
この時間的余裕を得られる点は、FIREする上での究極のメリットといえるでしょう。
まとめ
ようするに、FIREすると具体的に何が得られるのか、それを一言でいうならこれだと思います。
「選択の自由」が手に入る。
働き方、住む場所、人間関係、1日の過ごし方。
これらをどうするのか、全て自分の裁量で選べるようになるのが、FIREの最大の魅力だと思います。
- お金がないからこそ、仕事が選べない。
- 仕事が選べないからこそ、住む場所を変えられない。
- 住む場所を変えられないからこそ、時間的余裕がない。
でも見方を変えて、もしお金があればどうでしょう。
「お金がないから仕事が選べない」という理由が崩壊するので、まず好きな仕事を自由に選ぶことが可能になります。
そうすれば住む場所も自由に選ぶことが可能になり、住む場所が自由であれば、時間のコントロールもある程度可能になるはずです。
つまり「経済的自由」が得られていれば、選択の自由がまとめて手に入るのです。
だからこそ、無駄なことにお金を使って浪費していてはだめなんです。
せっかく働いて得た給料でくだらないゴミを買うぐらいなら、経済的自由を得るための切符を買った方が絶対にいいに決まってます。
だって「自由」よりも魅力のある商品なんてないんですから。
少なくとも僕はそう思います。

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