どもー、FIRE期間工っす。
いやいやいや、長期目線でインデックスファンドを積立している皆々様。
息してますかー?w
どうやら、これっぽっちの下げ程度で狼狽して、「S&P500売却しました!」なんて人もチラホラ出始めているとか何とか。
はっきり言って、この程度の下落で狼狽売りしているようでは、10年以上を見越した長期運用なんて絶対に無理でしょうね。
もちろん売却した理由が、日々の生活を幸せにするための投資だったり、必要に迫られた出費だったりといった、明確な理由があるんだったら話は別ですが。
今回みたいなちょっと下げたぐらいで売却しているようなポッキーメンタルでは、そもそもインデックスファンドを保有する資格すらないと言わざるを得ません。
株を長期保有するにあたって、暴落は経験して当たりまえ。
リーマンショックやコロナショックが起こっても、最高値を常に更新し続けてきたという歴史がある以上、売らずにガチホし続けることが、僕たち一般ピーポーがお金を増やす上での最適解なわけです。
まぁ、無職で収入がゼロな奴よりはマシですが。
ほい、それわいのことです。
てなわけで、さっそく投資結果報告やっていきましょう!
減った、減った、資産が減った。
つい先週までトータルリターンが190万近くあって、「お!あともうちょいで200万やん!ぐへへ」なーんて思ってたのに、儚い夢と散りました。
でもねでもね、そもそもの話し、年初来から考えたらどんだけ上がってんだよ!って話しなんですよ。
いやー、人間とは欲深い生き物だよね。
こうやって見返してみたら、年初なんて5000すら超えてなかったじゃん!っていう。
これだけでも十分ありがたいことなんですが、これにプラスして円安効果も加わってますからね。
確かにS&P500を保有している僕からすれば、「ドル高=資産増える!」にはなるんですけど、ただ円安が加速しすぎると日本円の価値が下がっちゃうんですよねー。
つまりそれは、「日本の内需」に悪影響が出るってこと。
例えばこんな感じ?
- スーパーに並んでいる商品の値段が上がる(特に輸入品)
- 海外旅行に行きづらくなる(コスト爆高)
- 輸入で成り立ってる企業の業績ガタ落ち(就職難やリストラ)
このまま円安が加速すると、ガチで日本が終わってしまうよー!
だって円安ってことは、海外(特にアメリカ)からすると、日本に工場を建設するコストが安くなるってことですからね。
だからいつまで経っても為替介入しようとしないんじゃないか説。
それに海外に商品を輸出している大企業からすれば、今の状況は金が稼げてウハウハでしょうしね。
政治家と大企業の関係性を考えれば、いつまで経っても円安が落ち着かないのも頷ける気がします。
このままじゃ僕の好きな「ネスカフェゴールドブレンド」が高すぎて買えなくなっちまうよぅ!
我慢して一番安い「MAXIM」にしてんだから、はよこの状況収まっちくりぃ!
最近読んだ投資本
いつぞや言ったか覚えてないんですが、僕には尊敬しているある人物がいます。
それがこちら。
「山崎元(やまざきはじめ)」さんです。
いやー、人柄の良さがこの笑顔から滲み出てるよね。
僕はこの本を読んで人生が変わりました。
この本がきっかけでインデックスファンドというものを知ったし、これからの人生を生きていく上で投資が不可欠だってことも知った。
それだけじゃなく、他のマネー本や投資本も色々読むきっかけになったし(お金の本おもしれぇ!ってなった)、今までのマネーリテラシーを見直すきっかけにもなった。
そして、惜しくも「2024年1月1日」に永眠されてしまったのですが、永眠される直前に執筆したのがこの本です。
題名の通り、父から息子へ宛てた手紙形式で執筆されているんですが、投資やお金における知識のみならず、「人生を幸福に生きるためには?」という点で、山崎さんなりの人生を賭した考えが書かれています。
例えば「人間関係」だったり、「仕事の選び方」だったり、はたまた「異性との付き合い方」だったり。
何よりも一番染みたのが、「18歳まで生きてくれただけで親孝行として十分」と言い切ってるところ。
本の中で、ダメな親父だったとか謙虚な書き方されてるんですけど、この人が親だったらもう親ガチャ大当たりでしょ。
もはや「SSSR」だよね。
息子さんも東大に現役合格してるらしいですし、華麗なる一族感がハンパないです。
ご本人も12回転職していたり、あらゆる副業を経験していたりと、今で言う「働き方改革」と言われる生き方を地でいっていて、非常にフットワーク軽く仕事と向き合ってきたようです。
そしてこれは本の中でも言っていますが、山崎さんも「1つの会社だけで生涯働き続けること」には苦言を呈しています。
どうせ会社員として働くぐらいなら、会社を利用するつもりで、スキルアップや収入アップといった人生計画も踏まえて環境を積極的に変えていくべきだと。
そして収入を増やすにあたって、投資をやるのは必須であるとも言っています。
これは僕も同感ですが、もはや1つの会社にしがみついて、定年まで働いて暮らそうというのは、今の時代妄想に近いです。
投資だけでなく、副業もこなすなどして、会社以外からの収入も確保し、よりフットワーク軽く生きていく人生設計が重要だと思います。
だって今の時代、従業員の将来も担保してくれる会社なんて、皆無に近いんだからさ。
どの会社も考えてることは、「いかに人件費というコストを安く、都合よく使い捨てられるか」
これしか考えてないと思ってます。
だって会社員なんて、はっきり言って会社の利益を底上げするための駒にすぎませんからね。
言い換えるなら、戦国武将に仕える足軽と同じです。
他人に利用されることなく、より幸せな人生を過ごすためにも、収入を他者に依存しない環境作りが重要であると、そう思う次第です。
メキシコの漁師の話しを知ってるかい?
これ、「人生における幸福度」を考える上で結構有名な話しなんですけど、聞いたことありますかね?
かいつまんで解説すると、こんな感じです。
メキシコのとある田舎に、日々を漁で生計をたてている漁師がいた。
その漁師には愛する妻と子供がおり、1日に必要な分だけの漁を終えると、まっすぐに家に帰り、愛する妻の手料理を食べ、子供と遊び、日々幸せに暮らしている。
そしていつものように漁をしていると、そこに一人の男性が話しかけてきた。
「やぁ、君はいつもここで漁をしているのかい?」
漁師は「そうだ」と答えた。
「よし、ハーバード大学で経営学を学んだ僕が、1つ助言してあげよう!君はもっとたくさん漁をして、もっとお金を稼ぐんだ!そしてそのお金で船を買って、人も雇うといい!そうしたらもっと魚が獲れて、もっとお金が稼げるぞ!」
「へえ、それで?」
「そしたら工場を建てて、会社を創業するといい!最終的には君は、ビルの最上階で部下に指示を出すほどの大金持ちになるだろう!」
「それはすごいね、その後は?」
「そうしたらあとは他の人に仕事を任せて、君は南の島にでも移住して家族を作り、空いた時間に釣りをしたりして気楽に暮らすのさ!どうだい、最高だろう!?」
最後に漁師はこう答えた。
「もうすでにやっているよ」
この逸話は何かの投資本を読んで知った話しなんですが、まぁだいたいこんな感じです。
つまるところ、必死こいて働いて大金持ちになったとしても、「金持ち=幸せ」とは言い切れないってことです。
心理学の本にも書いてあったんですが(アドラーの本だったかな?)、人は誰でもその瞬間から幸せになることができるとか何とか。
いやいや、そうは言ってもある程度の貯金は必要だろう!とは読みながらツッコんでましたけどね。
でも、このメキシコの漁師の逸話は、結構身に染みる感じがありました。
もしかしたら、僕がトヨタをフル満了せずに退職したのも、この逸話を知ったことがきっかけになっているのかもしれません。
「あぁ…、これ以上死に金稼いでもしょうがねぇな…」ってね。
それでは!
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