期間工で寮に住むだけでいくら得するのか?一般の会社員と比較してみた

どうも、FIRE期間工です。

僕はかれこれ、3年近く寮生活を続けていることになるのですが、寮で生活していると本当に貯金がみるみる貯まっていきます。

それはひとえに、生活費を極限までカットできているから。

もちろん期間工はたくさん稼げるから貯金が貯められる、とも言えるのですが、それ以上にこの生活費がかからないということこそが最大の利点だと思っています。

というわけで今回は、期間工として寮に住む選択をすると、具体的にいくら得することになるのか、記事にしてまとめてみたいと思います。

目次

期間工の1ヶ月の生活費はいくらかかるのか

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ではまず1ヶ月寮生活を送った場合、具体的にいくらあれば生活できるのか計算してみたいと思います。

期間工の1ヶ月の生活費
5万円
食費
3万円
スマホ・通信費
1万円
日用品
5000円
雑費(散髪代、治療代など)
5000円
家賃
0円
光熱費
0円
交通費
0円

期間工は家賃、光熱費、交通費といった、普通に生活していれば必ずかかる分の生活費が丸々カットされるため、月に5万円あれば十分な生活が維持できるでしょう。

食費に関しては、基本的に工場や寮の食堂で済ませれば、1日1000円あれば足りるため、×30日分としています。

さらに風呂・トイレが共同のため、トイレットペーパーや風呂・トイレの掃除用品なども不要となります。

さらにスマホは格安SIMを利用して出費を抑えるように工夫し、散髪の頻度なども減らすようにすれば、月4万円で生活することも可能でしょう。

賃貸に住まないというだけで、2年毎の更新料引越し代不動産会社への手数料なども節約できることを考えれば、非常にコスパのよい選択と言えます。

一般会社員の1ヶ月の生活費はいくらかかるか

では逆に、一般の会社員として賃貸で生活する場合を考えてみましょう。

これは都心における一般的な一人暮らし部屋(1K)を借りた場合を想定します。

一般会社員の1ヶ月の生活費
15万円
家賃
6万円
食費
4万円
光熱費
1万円
交通費
1万円
スマホ・通信費
1万円
日用品
1万円
雑費(散髪代、治療代、初期費用など)
1万円

食費を期間工よりも高く見積もっているのは、一般の会社では食堂を完備していない会社が大半な為、必然的に外食をする頻度が増えるためです。

さらに雑費に関しては、期間工であれば初期費用が不要なのに対し、一般的な会社員はスーツ代や、仕事用具などの費用が基本的に自腹だからです。

仕事を家に持ち帰ってこなさなければならない場合、プライベート用のパソコンといった高額なものも必要となってくるでしょう。

一般会社員と1ヶ月分で比較すると

この時点で、1ヶ月期間工として生活するだけで、月に10万円節約できているということになります。

言い換えれば、一般の会社員の手取りと比べて、月に10万円多くもらえている、とも言えます。

これに加えて残業代や、休出の給料割合が高い、という点と、更新手当てや満了金などの各種手当てが豊富という点で、一般会社員よりも非常に優遇されていると言えます。

各満了日数でいくら節約できるのか

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期間工として働く場合、最短では3ヶ月、最長では2年11ヶ月の契約となります。

法律上、「非正規社員を3年以上働かせる場合は、正社員として雇用しなければならない」という規定がありますので、実質2年11ヶ月経てばそこで退寮、という流れとなります。

ではそれぞれの期間で寮生活を送るとなった場合、具体的にいくら得することになるのでしょうか。

節約できる金額は、先ほど計算した月10万円で計算するものとします。

満了月節約費
3ヶ月30万円
6ヶ月60万円
12ヶ月(1年)120万円
18ヶ月180万円
24ヶ月(2年)240万円
30ヶ月300万円
35ヶ月(フル満了)350万円
各満了毎の節約費用

単純に継続した満了月に×10万円すればいいだけなので、初回を除いて満了毎に60万円ずつ節約できていることになります。

仮にこれがスバルであった場合は、スバルは初回は4ヶ月契約ですが、その後は3ヶ月ごとの契約更新となっているため、満了ごとに30万円ずつの節約となります。

しかし35ヶ月がフル満了であるのはどのメーカーであっても変わらないため、最低で30万、最高で350万の節約ができるということを基準に考えるといいと思います。

年単位で比較した場合

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もう少し突っ込んで計算してみると、賃貸で生活するとなった場合は、物件契約時の初期費用や、更新料、引っ越し代などが発生してきます。

これを年ベースで比較した場合、いくらになるのでしょうか。

物件契約時の初期費用を20万円、更新料を6万円、引越し代を10万円とした場合、期間工と比べると以下のようになります。

年数寮生活
(月:5万)
賃貸生活
(月:15万円)
差額
1年60万円180万+20万140万
2年120万円360万+20万6万266万
2年11ヶ月175万円525万+20万6万10万386万

賃貸物件を契約する際は、不動産会社の手数料だけでなく、火災保険やクリーニング代、鍵の交換代などの諸経費がもろもろ発生してしまいます。

さらに新しい部屋となった場合は、部屋の間取りに合わせて家具、家電などの購入も必要となってくるでしょう。

2年11ヶ月経ったら会社を辞めると同時に引っ越し、という仮定で計算してみましたが、期間工ならばこの引越し代に該当する帰任旅費も会社負担となります。

もちろん正社員として働いているのであれば「2年11ヶ月」という縛りは関係ないのですが、派遣社員として働いている場合は同じ雇用条件となります。

赴任時と帰任時、両方の交通費を負担してもらえ、かつ家具・家電を次の引っ越し先に運ぶ手間もないため、賃貸暮らしと比べると非常にコスパがよいと言えるでしょう。

まとめ

では今回のまとめです。

期間工として寮に住むとどれぐらい得をするのか?

  • 賃貸生活と比べて、1ヶ月10万円分の生活費がカットできる。
  • 最低30万~最高350万の節約効果。
  • 初期費用、引越し代なども含めると、更に20~40万近い節約効果が期待できる。

仕事をする上で給料がどれぐらいもらえるか、というのは誰もが注目するポイントですが、それ以上にどれぐらい支出をカットできるかも非常に重要なポイントとなります。

なぜなら稼いだ分には税金がかかるけど、節約した分には税金がかからないから。

収入部分だけを見て期間工をやるのではなくて、長く働けば働くほど、節約効果がどんどん膨らんでいくということを考えれば、より納得して働くことができると思います。

期間工として働いていれば、普通の働き方では到底真似できないスピードでお金を貯めることができます。

無駄な浪費などをせずに、自分の夢や目標をいち早く叶えるためにも、日々の節約を常に意識していきましょう。

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