現役のトヨタシニア期間工が、「FIRE」について思うこと

へっっっくしょんっっ!!!!!

おうも、はうんひょーひみほ、はいあーひはんほうへふ。

(どうも、花粉症気味のFIRE期間工です。)

毎年毎年、春になるたびに鼻が辛いです。。

誰だよ、日本の至るところにスギを植えやがったやつ!

もはや怒りを通り越して、Google検索する気にもならんわ!!

毎年毎年、過去最高の花粉量とか言ってるけど、最高値どこやねんっっっ!!!

でもでも、僕みたいに花粉症に悩んでる人に朗報なんですが、唯一「北海道」だけはスギがほとんど植えられていないので、花粉症に悩まされずに済むらしいですよ。

僕も期間工をもう少し続けて、納得いくまでお金が貯まったら、海外に移住するか、北海道に移住しようかなと考えています。

というか、最近仕事中だけでなく、休みの日に部屋でぼーっとしてるときも、トイレでうんこしてるときも、ずーーっと人生について考えてるんです。

期間工で納得いくまでお金が貯まって、もう期間工やらなくていい!ってレベルまでなったら、その後どうしよう?

とか。

そもそも、俺はどうしてここまで、FIREにこだわっていたんだっけ?

とか。

実際にFIREを達成したとして、その後の人生ってどうなっていくんだろう?

みたいなことを悶々と考えてるんです。

ちょっと自分の考えを整理したいというのと、そこから僕と同じようにFIREを目指している人へのきっかけにも繋がればいいなと思うので、ちょいと記事にしてみたいと思います。

です。

人の役に立ちたいなんて、そんな偽善くさいことほとんど考えてません。

99%自己満足です。

では、いってみましょう。

目次

そもそも、なぜFIREしたいと思ったのか?

まずはここから整理した方がよさそうですね。

これは僕の場合、はっきり言って「会社員という働き方が嫌いだから」です。

大っっっっっっ嫌いです。

恥ずかしい話し、僕は非正規として色んな会社を転々としてきました。

中には正社員として雇用されていた会社もありましたが、1年ぐらいで嫌になって辞めています。

ひどいときは、正社員として採用されといて、実際は外部の会社に出向という「名ばかり正社員」みたいな会社もあったので、「これじゃ派遣社員と変わんねぇじゃねぇか!」と思って、1ヶ月で辞めたこともあります。

片道電車で2時間もかかるところに無理やり出向させられて、電車が遅延して1分遅刻したら別室に連れ込まれて説教食らった瞬間に、出向先本社両方に辞める旨を伝えて逃げちゃったんですよね。

Twitterで「バックレる新人君」を非難するツイートをよくしてるんですけど、僕だってバックレた経験ありますからね。

正直、偉そうに人のこと言える立場じゃありません。

でも、「あ、この会社で長く働いたって意味ねえな、人生で損するだけだな」って心から思えたら、僕も普通にバックレます。

ひどいときは、辞める旨を相談してもはぐらかされたことがあったんで、頭にきて「退職代行」に丸投げして逃げたこともあります。

今思えば、お金の無駄だったなーあれ。

普通に一本電話して「もう明日から会社行かないんで、退職します♪」って言えばよかっただけなんだけどね。

その頃はブラック企業に骨までこき使われて、正常な判断ができなくなってたんでしょうね。

そういう過去の辛い出来事があったせいで、「会社なんて他人を搾取することしか考えてないクソッタレ集団だ!」っていう偏見が染み付いちゃって、それで自然と「いつか会社員という働き方から脱出してやる!」って思うようになりました。

それで色んな本を片っ端から読みまくってるうちに、「FIRE」という思考に出会いました。

そしてその「FIRE」を達成するためには、投資をしなければならない。

でも、投資をするにしても、まとまった軍資金がなければならない。

じゃあそのためには、どういう方法を選択すれば一番利に適ってるか、ということを考えた結果が、「収入を拡大させつつ、支出を極限まで抑える」ということでした。

それを実現させるのに一番現実的だったのが、寮に住んで生活費を限界まで抑え、かつ満了金などで高い収入も得られる、という期間工だったわけです。

もちろん「結局また会社員やらなきゃなんねえのかよ…」って思いましたが、その代わり、この働き方を我慢して続けてさえいれば、近い将来確実に会社員から脱出できるっていう算段がついていたので、踏み切ることができました。

だから、期間工でFIREを達成することができたら、もう期間工どころか、二度と会社員に戻るつもりはないという意識を持って、今でも働いています。

でも、これでまた期間工に舞い戻ってきたら爆笑ですけどね。

結局、期間工ループから抜け出せてねぇじゃねえか!みたいな。

でもまあ、人生なんて今後どうなるかなんて分かりっこないですからね。

僕だって学生時代に、まさか「自動車工場」で働くことになるなんて思ってもみませんでしたから。

FIREを達成したら、どういう人生を送りたいか?

これは2つ考えていて、1つは「海外移住」ですね。

正直日本の将来なんて「絶望」しかないので、早いうちに日本を脱出して、海外に住むという経験をしてみたいとも思っています。

ぶっちゃけ、日本にしがみついてる人たちって、「日本の暮らしが快適だから」とか、「日本が好きだから」っていう理由よりも、「海外にビビってる」だけなんじゃないかと思うんですよね。

「言葉が通じないから不安」

とか。

「生活に行き詰まったらどうしよう」

とか。

「治安とかインフラとかもよく分かんないし」

とかとか。

でもそんなの日本という国内だってピンキリじゃないです?

東北人や沖縄人と会話したら、方言がすごくてほぼ聞き取れなかったり、東京で一人暮らししようもんなら、家賃払っただけで生活行き詰まるレベルだし、東北とかの雪国なんて、雪が積もったらインフラもクソもないし。

だからぶっちゃけた話し、経験してないから怖いってだけだと思うんですよ。

その敷居を少しでも下げる意味でも、海外移住を今のうちに経験してみて、自分の中の視野を広げるってのもいいんじゃないかと。

そうすれば、今まで「日本国内だけで生きていかなきゃ!」みたいなローカル思考から、「いざとなったら地球のどこでも住めちゃいます!」みたいなグローバル思考になって、より生き方の幅が広がると思うんですよね。

それが最終的に、人生で色んな経験ができることに繋がって、「楽しい人生だったなー!」って言って死ねるんじゃないかと。

でも、だからといって海外に移住することが、全てメリットばかりとも言い切れないです。

水道水が飲めない!とか、宗教の関係で牛肉が食えない!とかね。

だからもし海外に移住してみて、やっぱ違うなって思った場合に、もう一つ考えているのが、「北海道への移住」です。

海外がダメなら、北海道に移住しようかな

冒頭でも言いましたけど、北海道では地域がら、花粉症に悩まされるということがありません。

花粉症なんて2人に1人が発症していると言われるほどの国民病になっているので、正直このメリットはかなりでかいです。

あと、北海道の家賃が首都圏である「札幌」周辺であっても、かなり激安です。

こんな綺麗な物件が、なんと管理費込みで「5万円」で住めちゃいます。

しかも「敷金・礼金」ともに無料!!

いいな、いいなー!!!

しかも詳しく見てみたら、鉄筋コンクリートタイプだったんで、防音もバッチリです!

北海道では1Rや1Kなどの単身部屋の場合、3~4万円が平均家賃とのことなので、この節約効果はかなりでかいです。

僕は過去に、東京千葉に住んでたときもありましたけど、このレベルなら8~9万はいくでしょうね。(しかも敷金・礼金もがっつりとられて!!)

もちろん冬が厳しい地域ではありますが、それを見越して部屋に最初からストーブがついてる物件も多いですし、どうせなら「こたつ」でも買って、部屋に引きこもってればいいんですよ。

どうせ休日っつったって、部屋でNetflix見てるか、Youtubeみてるか、モンハンやってるかぐらいなんだからさ。

ネットさえ繋がってればある程度充実した生活を送れるんですから、雪国だから住むのは無理!とまではならないんじゃないかと思っています。

それに僕的に一番嬉しいのが、ざっくり物件を見てみたら「ペット可」物件がかなり多かったんです。

北海道の大家さんって、動物に寛容な人が多いのかしら?

そんなに寒いのが苦手なら、ゴールデンレトリバーでも飼えばいいじゃない!!

犬が嫌ならでも飼って、「猫たんぽ」すればいいじゃない!!

FIREしたら、毎日好きな時間に寝て、好きな時間に起きて、好きなことだけして、大好きなペットと仲良く暮らす。

これが僕が理想とする、FIRE生活です。

会社に滅私奉公する人生なんて、これっっっっぽっちも!!!!望んじゃいません。

FIREに対する不安

さて、ここまで理想論をごちゃごちゃと語ってきたわけですが、当然「FIREに対する不安」も、もちろんあるわけです。

これも2つぐらいあって、まず1つが「期間工として働けなくなり、FIRE失敗」となるケースです。

僕は何だかんだでもう30代半ばになっちゃったし、でも資格もスキルも特にないし、職務経歴なんて転職繰り返してボロボロだし、基本人間嫌いでコミュニケーション能力もないし、立体機動装置を使いこなすこともできません。(←面白くないね。ごめんね。)

だから、僕がとれるFIREへの唯一の足がかりが、現状「期間工という働き方のみ」なんです。

もちろん視野が狭くなってるだけかもしれないんですが、今まで色んな働き方をしてきた結果、家賃を払わなくていいという今の環境が、僕の中で導き出したFIREへの最適解だったんです。

でも、もし自動車メーカーとかの方針が変わって、今後期間工は雇わない!なんてことになったら、その時点でゲームオーバーです。

事実、リーマンショックがあったときは、大量の期間工や派遣が露頭に迷ったことでしょうし、コロナショックのときだって、どのメーカーも入社祝い金が0円ってなっちゃってましたし。

そしてそして、何よりもこの仕事は「身体が資本」なんで、身体をどっかぶっ壊して再起不能になったら、それでもゲームオーバーになります。

40代、50代と年齢を重ねるごとに、どんどん雇用されづらくなってくるでしょうし、ただぼーっとしてるだけでも「死」という、タイムリミットは迫ってきます。

世界情勢、会社事情、身体の健康度合い、年齢。

これら様々な要因によって、FIREを断念せざるを得ない可能性は十分考えられるわけです。

FIREなんか目指すんじゃなかった…ってならないだろうか?

そしてもう一つがこれですね。

今まで必死に節約して、しゃかりきに働いて、カビ臭い寮生活を何年も何年も続けて、やっとこさ達成したFIRE!!

でもいざFIREしてみたら、数ヶ月後に「あれ…?」とはならないだろうか。

「俺が必死になって目指していたFIREって、こんなにつまんなくて空虚なものだったのか…?」

みたいな。

きっと最初の頃は楽しいんでしょうよ。

毎日レッドブルがぶ飲みしてんのか!ぐらいのハイテンションで、「明日は何して過ごそうかな!(ハート)なんて言っちゃってさ。

でもしばらく経ったら、Amazon Primeの映画はほとんど見終わったし、ゲームも全部クリアしたし、社会との繋がりを何も感じられないこのクソみたいな毎日に、「俺って何のために生きてるんだ…?」なんてことになりはしないだろうか。

「こんな虚無感を覚える毎日のために、俺は今までの人生をふいにしてきたというのか…?」

なんていうことになりはしないだろうか。

しかし、失った時間はもう取り戻すことはできません。

FIREするための投資金を確保するために、あらゆる娯楽を排除し、恋愛も結婚もせず、ただただ資産を増やすことだけに注力してきた毎日。

お金を貯める代わりに、人生の中で得られる「経験」という財産を放棄してきた毎日。

果たしてそこに未練が芽生えた瞬間、FIREを目指したことそのものに、深く絶望したりはしないだろうか?

もちろん、定年まで会社員を続ける人生なんて絶対に嫌です。

でもそれと同じくらい、FIREを優先してきたあまり、若い時期の人生経験にベットしてこなかったことにも、後悔する日がくるんじゃないか?って不安に思うんですよね。

FIREを目指している過程でも不安。

FIREを達成したとしても、その後の人生においても不安。

どんだけネガティブなんだっていうね。

ああ駄目だ、気分転換にちょっと「プッチンプリン」食べてきます。

おわりに

なんてこったい!!!

ここまで律儀に読んでくれたのかい!!!

あなた人格者だねー。

どうもありがとさんです。

そういや前にTwitterで、日本一周したあとに、最後はどっかのダムに飛び降り自殺した若者が話題になったことがありました。

「適格障害?」だか何だか忘れちゃったんですけど、精神的な持病を抱えていて、最後に人生の思い出としてバイクで日本一周をしたと。

で、最後に「楽しかった。さようなら。」という言葉を残して、本当に飛び降りちゃったんですよ。

これを目にしたとき、人にとっての人生の価値観なんて、人それぞれなんだなって改めて思いました。

僕が「会社員なんてクソッタレ」って思ってるのとは裏腹に、「定年まで会社員として生きていく」という選択肢をよしとしている人もいる。

「死ぬぐらいなら会社なんてバックレてやるよ!生きてることの方がよっぽど大事だ!!」

って思ってるのとは裏腹に、

「会社を辞める選択肢を選ぶことよりも、電車に飛び降りて命を落とす」という選択肢を選んでしまう人もいる。

というか後者は、ブラック会社のせいで正常な判断ができなくなるまで心を壊されたから、とも言えますが。

はい、それ僕のことです。

でもまぁ、今の期間工という働き方に関しては、「心を壊されるレベル」のブラック労働ではないので、もうちょい社畜続けますよ。

それではまた!!

寮完備
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