期間工を続けてはや3年。
30代手前で200万以上に膨れ上がっていた借金も全て完済し、貯金は250万を超え、投資による資産運用を行えるほどの一般人へと復活を果たした。
そうしてお金に余裕のある生活になってからというもの、普段の生活でもある心境の変化が起きてきた。
以前と比べて具体的に何が変わったか、こうして記事にまとめて反芻してみようと思う。
中古車の値段を見て安いと感じるようになった

まず真っ先に感じたのがこれ。
以前までの借金生活からは到底考えられない。
中古車ショップに並んでいる車を見るたびに、「あぁ、車かぁ。俺も車ほしいな。。」とぶつぶつ呟いていた。
でも車に貼ってある値段を見て、すぐ現実へと引き戻される。
120万!!!?たかっ!!!!!
いや、100万近い車だけじゃない。
50万の型落ち中古車であっても、到底手が出せない。
30万でも無理だ。
一括払いなんて夢のまた夢で、カーローンでも組もうものなら、完全に生活が詰んでしまう。
しかし、今となってはこれが買える。
余裕で買えてしまう。
200万の品質がいい中古車であっても、現金一括払いで買えてしまうのだ。
期間工になってお金に余裕がある生活になってからというもの、中古車ショップの前を通るのが楽しみになってきた。
あ、この車2台買えるわ。
お!この車だったら3台買えるわ。
ていうか、このショップに並んでる車だったらどれでも一括払いで買えてしまうな、みたいな。
もちろん実際に車を買うなんて愚行はしない。
ちょっと小金持ちになったくらいで、調子に乗ってすぐお金を使う気にはならない。
お金がない生活、お金に苦しめられる生活は、もう嫌というほど経験してきたからだ。
買えるんだけど買わない
真のお金持ちである人はみな、買うべきものと買わなくていいものの分別ができている。
本当に必要なものならボン!とお金を使うが、たいして必要でもないものに対しては、1円たりとも無駄な買い物をしようとしない。
そして本当に買う必要があるのかどうか、極限まで吟味して熟考している。
僕も車を買えるほどのお金はすでに手に入れているのだが、当面買うつもりなんてない。
足が必要なら、税金を払わなくて済む自転車で十分だ。
お金がお金を生むサイクルを作れる
![1000万円貯まるのは意外と無頓着な人 [資産運用] All About](https://imgcp.aacdn.jp/img-a/800/auto/aa/gm/article/4/0/7/9/1/1/201803151444/800__money-2724241_192b.jpg)
僕は今、米国株のインデックスファンドに毎月つみたてをして、資産運用している。
これも借金生活からは当然考えられなかったことだ。
借金があるうちは投資なんてできない。
投資のリターンを望んでいるぐらいなら、借金の返済にパワーを注いだ方が、結果的にリターンが望めるからだ。
返済に勝る運用はない、ってやつだ。
だから投資をやりたいとずっと思っていたが、借金が邪魔をして行動に移ることができないでいた。
でも期間工で借金を完済して、投資の軍資金を確保できるようになってからは、やっと資産運用を本格的に始めることができるまでになった。
そして資産運用を始めてからというもの。。
お金がお金を生む究極のサイクルが生まれ始めたのだ。
いわゆる、お金に働いてもらう、ってやつだ。
借金はこれの真逆の現象。
でも投資によって得られる利益を、また投資に当てることによって、これがプラスのパワーに変わる。
すると最終的にどうなるか。
不労所得だけで暮らしていける、最強の切符を手に入れることができる。
これこそが真のお金持ちだ。
収入がたとえ年間1000万あっても、支出が年間1100万かかっていては話しにならない。
それよりも、不労収入が400万あり、支出を300万に抑えられている方が何倍も勝ち組である。
資本主義であるこの世の中では、まとまったお金がなければどうしようもないケースが多々ある。
投資を行う上でも、生活資金には手をつけず、余裕資金で行うのが鉄則でもあるからだ。
期間工であれば、寮生活をしていれば生活費は必要最小限で済む。
家賃もかからず、光熱費もかからず、交通費もかからない。
これで元手がない!なんていう言い訳は愚の骨頂だ。
期間工生活は、何のスキルも経験もない人でもお金を貯められる環境がすぐ手に入るので、投資を始めるきっかけとしても最適だと僕は思う。
投資のステージに立たせてくれた期間工という仕事には正直感謝している。
夢が現実味を帯びてくる

車が欲しい。
家を買いたい。
世界旅行をしたい。
結婚したい。
起業したい。
FIREしたい。
さて、この中であなたに合致する夢があっただろうか。
しかし、これらは全て金があって成し得る夢だ。
金がなければ欲しいものも買えない。
結婚生活だって維持できない。
会社を興すきっかけすら作れない。
でも、逆に言えばまとまった金がすでにあるのなら、今すぐにでも実現することが可能であるとも言える。
期間工に応募してくる人の理由は様々だ。
借金を返済するため。
欲しいものを買うため。
夢を叶えるため。
でも根本を見れば、結局は金を稼ぐためという目的に集約する。
期間工は金を稼ぐ、貯める、増やすという目的に最適な働き方だ。
もちろん定年になるまで期間工であり続ける、というのもリスクだろう。
それほど長期間続けるつもりならば、さっさと正社員になった方が長期目線でよりお金を稼ぐことができる。
だが僕から言わせれば、ブラック企業の正社員として搾取される働き方よりは、期間工として働いた方がよっぽどましだ。
僕も正社員として働いていた経験がある。
だが、ボーナスはなし。
残業代はつかず、みなし残業の裁量労働制。
労働基準法ギリギリレベルまで残業させられて、それでも終わらないハードワーク。
それなのに月の手取りは18万を切るときもざら。
毎日なんのために生きているのか分からず、ただ経営者の養分にされているだけの人生。
セミリタイアするという夢を叶えるなんて、それこそ夢のまた夢。
そのうち夢を見ることすら忘れ、疲れ切ったゾンビのような顔をして出勤し、一生かかっても終わることのない仕事という呪縛を延々と繰り返す。
そんな輪廻を繰り返すぐらいなら、さっさと期間工に応募して一気に金を稼ぎ、自分の夢を叶えるための行動をいち早くスタートさせる方がよっぽどましだ。
僕はもう正社員なんかならない。
会社員という働き方は選択しない。
今働いているトヨタ期間工をフル満了したら、もう二度と会社員はやらないつもりだ。
これからは働き方、お金の稼ぎ方は自分で決める。
自分が本当にやりたいと思える仕事でお金を稼ぎ、毎月の給料を主目的とした働き方からは脱出する。
もう会社の言いなりになる人生なんてごめんだ。
その日仕事をするかしないかだけでなく、本人の意向や向き不向きも考慮されない働き方なんてもう嫌だ。
会社員という働き方をやめる。
この夢を叶えるために、僕は期間工という仕事をその足がかりとして利用しているにすぎない。
あなたの夢はなんだろうか。
その夢を叶えるためにはいくら必要だろうか。
そしてその夢は、その仕事をあとどれぐらいこなせば到達できるのだろうか。
採算のない毎日を無駄に消費しているぐらいなら、一度期間工にチャレンジしてみることを僕はおすすめする。
おわりに
期間工はお金を稼ぐ、貯めるのが目的の人にとって最適な働き方だ。
しかし、いくら期間工が稼げるといっても、その人の金融リテラシーによっては貯まるものも貯まらなくなってしまう。
期間工をある程度続けて余裕資金ができた途端、ギャンブルや風俗、無駄な買い物などの浪費に走ってしまう人も少なくない。
期間工は所詮、期間限定の働き方にすぎない。
ちょっと小金持ちになった程度ですぐ散財してしまっているようでは本末転倒だ。
本当に必要なのは収入と支出のバランスを意識し、そして残ったお金をどう増やすかを考えること。
収入の多い、少ないが問題なんじゃない。
貯蓄率がどれぐらいあるのかが重要なんだ。
いずれ捨てることになるゴミにお金をかけるぐらいなら、お金や投資に関する本を買い、自分の頭脳という最高の資産に投資する習慣を見につけるよう、意識してみてはいかがだろうか。
それでは。
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