期間工として働いていると、生活リズムが不規則になりがちです。
もちろん1週間ごとに出勤する時間帯が変動するため、ある程度は体内時計を調整することが可能です。
ですがそれでもやはり、早番のときの「朝」というのは、とてつもなくつらいものです。
ただでさえ身体がバキバキで疲れ切っているのに、たった1日であっても寝坊は許されません。
期間工は誰でもできる!と広告文句で謳っていても、正直向き不向きが激しい職業ではないかと思っています。
今回の記事では、そんな僕がどうやって遅刻をしないように普段気をつけているか、僕なりの方法を記事にしてまとめてみたいと思います。
寝坊癖で悩んでいる方がいたら、試しに参考にしてみて下さい。
朝のアラームは2回セットする

期間工に限らず、会社員として働いていると、いつも決まった時間に部屋を出る「自分なりのルーティン」があるはずです。
そして最低でも、この時間までに起きなければ絶対に間に合わない、という限界時間も把握しているはずです。
僕の場合はこの限界時間から逆算して、早番の場合のみ、スマホのアラームを2種類セットしています。
まず、この限界時間よりも30分前に「1つ目のアラーム」をセットします。
そして次に、限界時間ピッタリに「2つ目のアラーム」をセットします。
具体的な時間で例えるとこんな感じです。
早番の最終バスが5時30分発の場合。
基本はこの時間で起床。
コーヒーを飲んだり、軽い朝食を済ませる。
STEP1で起きられなかった場合の保険。
5分で速攻で着替え、5分でバス乗り場までダッシュ!
- アラームのセットを2つだけにしている理由は?
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3つ、4つと増やすごとに三度寝、四度寝がクセになってしまい、普段の睡眠の質が低下する恐れがあるため。
- 2つ目のアラームは、なぜ限界時間ピッタリにするの?
-
人間の心理を逆手に利用するため。
限界時間ピッタリにすることで、急いで着替えなければならず、その後は走ってバス乗り場まで向かう羽目になるというちょっとした苦痛が伴う。
その苦痛を避けようとするために、STEP1の時間で起きた方がまだまし、という自己暗示をかけるのが目的。
ちなみに遅番の場合は、早番と違って寝坊するという心配がほとんどないため、限界時間よりも5分ほど早いアラームを1種類だけセットしています。
そのアラームが鳴ったら、ゆっくり着替えをして出かける準備、というチャイムのような感覚です。
早番のアラーム

早番の最終バスが「5時15分発」なので、僕の限界時間は「5時5分」となります。
ので、1つ目のアラームは限界時間より30分前(プラス5分前)の4時30分にセットしています。
さらに、二度寝してしまった場合を考えて、限界時間ピッタリの5時5分にも、2つ目のアラームをセットしています。
なお、早番は土曜日に休出が発生する場合もあるため、土曜日にも同様のスケジュールを設定しています。
遅番のアラーム

遅番の最終バスは「15時35分」発なので、この場合の限界時間は「15時25分」となります。
遅番のときは、アラームが鳴る前にすでに起きているはずなので、1種類だけのアラーム設定です。
アラームが鳴ったら着替えを始めて、余裕を持ってバス乗り場まで向かうために、限界時間の5分前としています。
映画やゲームに夢中になっていたとしても、このぐらいあれば焦って支度する心配もないでしょう。
なお、僕のアラームはGalaxyに標準搭載されている、デフォルトのアラーム機能です。
無料のアラームアプリなんて探せばいくらでもありますから、自分の気に入ったものを探してみるのもいいのではないでしょうか。
早起きしたときのご褒美を用意する

僕は早起きが好きです。
なぜなら早起きすると、朝からゆっくりと温かいコーヒーを飲むことができるからです。
そんなちゃちいことで幸せ感じてんのかよ?ウケるわ!って思われた方もいるでしょうけど、これはあくまでも「僕の場合は」という話しです。
コーヒーが好きじゃない人は「紅茶」でもいいし、「ココア」でもいいと思います。
もしくはそんなものより、ソシャゲのデイリーミッションをクリアする方が先決!という人もいるでしょう。
何が言いたいかというと、あなたにとってこれが一番の至福の時間といえるものを、朝起きた後の1発目に持ってきましょう、ということです。
好きなアーティストの曲を聞くってのもいいでしょうね。
読書でもいいでしょうし、もしくは1時間ぐらい早く起きて、海外ドラマやアニメを見るのもいいでしょう。
朝に早起きすると、みんなグースカ寝ているので、周りが「シーン」としています。
この静かな空間で、出勤までのわずかな時間であったとしても、自分だけの大好きな時間を過ごせるというのは、非常に幸福感を感じられる瞬間です。
これをギリギリまで寝て過ごしていると、起きた瞬間に「はい仕事の時間!」という意識になってしまうので、1日の大半を会社に縛られている感覚がより強くなってしまいます。
すると不思議なことに、自然と早起きすることが苦痛じゃなくなっているはずです。
でもやり過ぎると睡眠不足になってしまうので、睡眠時間はちゃんと確保してくださいね。
部屋の電気を先に点ける

部屋の電気が暗いままだと、二度寝、三度寝が誘発されやすいです。
人間、視覚に明るさが入ると身体が目覚めるようになっているので、起きた瞬間に部屋の電気をソッコーで点けてしまうのも非常に有効です。
目が覚めた瞬間にテーブルを手探りして、照明のリモコンを入れるだけで、もう早起き確定です。
スマホの照明ではライトの範囲が少ないのと、スマホを伏せてしまうと結局そのまま寝てしまう可能性が高いので、やっぱり部屋の照明を点けてしまうのが得策です。
あとは洗面所に行って、水で目元を拭ってしまえば完璧です。
1日遅刻した場合の損失をイメージする

派遣工であれば時給計算のため、遅刻したとしても遅刻した分の時給が減額されるだけです。(会社での信用は置いといて)
しかし期間工の場合は、たった1日遅刻しただけでも大問題です。
1分遅刻しただけで、その日1日分の満了金だけでなく、その月の皆勤手当が丸々吹っ飛ぶことになります。
「あと5分だけ二度寝しよう」という誘惑が襲ってきたときに、仮に寝坊してしまったらどれほどの損失を被ることになるのかをイメージするようにしましょう。
遅刻した分の時給相当だけでなく、1日遅刻したら3万円失ってしまう、と具体的な金額を含めてイメージした方が、寝坊する可能性は減ります。
そしてそのお金が貰えれば何が買えるか、というプラスイメージもしておくと、さらに寝坊を阻止できるでしょう。
寝る前にお酒は死んでも飲まない

僕は期間工になってからは一度も「遅刻・欠勤」をしていませんが、期間工になる前は、他の会社で寝坊を経験したことがあります。
その原因はずばり「アルコール」。
色んなお酒を飲むことにハマっていたときがあって、ビールから始まって、梅酒、ウィスキー、焼酎、ワイン、と色んなお酒を飲みまくっていた時期があります。
どのお酒が自分に合うのだろう、と実験感覚で色んなお酒に手を出していたんですが、ある日寝る前にワインを飲んで、そのまま寝落ちしてしまったときがありました。
しかも運悪く、そのときはスマホのバッテリーが残り少なく、充電もしていない状態。
それでそのままスマホのバッテリーがなくなって、当然アラームもならず、目が覚めたときは大遅刻でした。
もしそのときにワインを飲んでいなければ、普段通りのルーティンでスマホを充電しながら寝ていたはずです。
それからは、よっぽどのことがない限り、明日仕事があるときに関してはお酒を飲まなくなりました。
というか、期間工をやっている現在、お酒はほとんど飲んでません。
飲むときがあったとしても、それは次の日が休みの金曜日か、土曜日のときにビール1本だけです。
期間工はバス通勤なので、車の運転をして通勤する心配がない分、次の日が出勤であっても油断してお酒を飲みがちです。
正直、その人の意思の強さの問題になってしまうんですが、次の日が仕事のときはお酒を飲まない!と自分にルールを作るようにした方がいいでしょう。
僕も本を呼んだ影響で、全くというわけではないですが、お酒を飲む頻度は減らすことができました。
ニコチンが1だとして、覚醒剤のコカインが100だとした場合、アルコールの依存度は50ぐらいだそうです。
普段からお酒を大量に飲む人は、これをきっかけに禁酒を始めてみてはいかがでしょうか。
まとめ
というわけで、ここまでのまとめです。
- 朝のアラームは2種類セットする。
- 早起きしたときのご褒美を用意する。
- 部屋の電気を先に点ける。
- 遅刻したときの損失を具体的にイメージする。
- 明日が休みの日以外は、お酒は絶対に飲まない。
ここまで偉そうに書いてきましたが、僕だってやっぱりそのまま寝てていいならずっと寝ていたいです。
でも仕事であり、お金を稼ぎに来てる以上、意地でも起きて出勤しなければなりません。
それに一度でも遅刻すると、会社の人たちからの信用も失います。
個人的にはお金よりも、そっちの方がよっぽどダメージが大きいです。
人間関係でつまずくと、長期的に働くことも難しくなり、それはつまりより大きい金額を稼げなくなるということも意味します。
自分が気持ちよく働いて、円満退社できるようにするためにも、個人管理をしっかりして期間工生活に臨んでいきましょう。
それでは。
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