期間工として働くようになって早3年。
仕事はキツイが、貯金はみるみる貯まっていくし、決められた作業だけ黙々とこなしていればいいので、精神的負担も少ない。
正直自分としては性に合っている働き方だと思っている。
だが1つだけ問題がある。それは。
毎日が暇すぎる

今はトヨタ期間工として寮に住みながら働いているのだが、車の持ち込みが禁止のため、休日になっても外出するということが殆どない。
車があれば女の子を誘ってデート、という充実した休日も過ごせるんだろうが、いかんせん足がなければそれもキツイ。
それにお金を稼ぐためにはるばるやってきたのに、都心に行くたびにいちいち電車代にお金をとられるというのも正直馬鹿らしい。
ので、基本は部屋にこもりっきりになるのだが、いかんせんやることがない。
ゲームをやるにしても、一体何のために必死こいてエンディングまで目指してるのかと思うと、正直虚しくなってくる。
そう思い、何か収益に結びつける「アウトプット」的な副業をやってみてはどうかと思い、このブログを始めたわけだ。
そしたら楽しいのなんの!
今までの人生経験から得られた気づきや、痛い目にあってきた黒歴史、そして読書によって得た知識とかを記事にすれば、それが誰かの役に経つかもしれないという優越感。
さらに知識というのはインプットだけでなく、アウトプットも兼ねればより知識として定着しやすいという。
期間工として生活するようになってから、3時間も4時間も残業するということがなくなり、通勤時間も短くなった影響で自由時間が大幅に増えた。
この自由時間を無駄に浪費するのではなく、何かアウトプットに繋がることをして日々過ごしてみてはと思い、今回記事にしてみたわけだ。
おすすめは投資

勘違いしないでもらいたい。
僕が言っているのは「投機」ではなく「投資」だ。
投機というのは、一攫千金を狙って株やFXで短期売買を繰り返し、上がった下がったでギャーギャーと喚いているやり方だ。
しかし投資はそうではない。
インデックスファンドという株の詰め合わせパックを、毎月コツコツと積み立てて、後は放置するだけ。
期間工として働いて、給料が入ったら積み立てして、放置。
たったこれだけである。
これが副業といえるのかどうか疑問だと思うだろう。
だが必死こいて汗水流して働くことだけが、お金を増やす唯一の方法というわけではない。
お金にお金を稼いでもらう仕組みを作るのも、立派な副業だ。
そしてその仕組みを作る管理者であるあなたが、投資や資金管理の本を読み、金融リテラリーを身につけるために勉強するのも、立派な副業の一環なわけだ。
僕も今まで色んな本を読んできた。
お金の歴史から始まって、貯金に関する本、株式投資の本、FXのトレード手法やら、資産運用の本などなど。
読書をするのは、単に有益な情報を得て、ゲームでいうところの攻撃力を増やすためだけにするのではない。
人生で失敗する可能性を少しでも減らすための防御力を培うためにも、本をたくさん読むべきなのだ。
お金の勉強も立派な副業
![フリー写真] 開いた本の山でアハ体験 - GAHAG | 著作権フリー写真・イラスト素材集](https://gahag.net/img/201512/10s/gahag-0034803512-1.jpg)
僕が他の記事でもさんざんインデックス投資をすすめているのにも理由がある。
実は過去にFXで30万ほど負けたことがあり、精神的にも負担を感じたことが原因で、投資手法をガラッと変えたといういきさつがある。
それまではFXの本をしこたま読みまくって色んな手法を試してはみたものの、結局は負けの繰り返しで、精神的にもどんどん疲弊していった。
それで嫌気が差して、インデックスファンドのつみたて投資に切り替えたところ、精神的負担もなくなり、収益もプラスを維持できているため、このやり方に落ち着いたわけだ。
これは実際に行動に移して、それで痛い目にあったからこその経験則とも言える。
だからこれから投資をやってみよう!という人には、まずお金の本を読んで勉強することから始めてもらいたい。
僕もあせって一気に稼ごうと思い、FXに手を出したのがそもそもまずかったと思っている。
FXの本だけでなく、もっとインデックス投資の本や、資金管理の本も読んでいれば、FXで30万も失うという痛い目に合わずに済んでいたかもしれない。
期間工として空いた時間でたくさんの本を読んで、ドラクエのアストロン並みにガチガチに防御力を高めてから投資にチャレンジしてもらいたいのだ。
それだけの時間的余裕は、期間工生活を続けていれば腐るほどあるのだから。
ブログも楽しいよ

ブログを始める前までは毎日が退屈だった。
バイオハザードでゾンビを倒して、無事生還できたから何だというのだ。
ドラゴンクエストで魔王を倒して、世界に平和が訪れたから何だというのだ。
モンスターハンターで、お肉を上手に焼けたから何だというのだ。
小さい頃はなんの目的もなくゲームを遊んでいても、特に疑問も湧いてこなかった。
ただ楽しいからやるだけ。
こんなに純粋な気持ちでゲームしていたのに、大人になってからなぜか急につまらなく思えるようになってしまった。
いつからだろう、ゲームが面白くないと感じるようになってしまったのは。
1つ思い当たる節がある。
金だ。
社会人になって仕事をするようになり、お金をもらうためにその代価として働く、という損得勘定の意識が、年を追うごとに次第に強まっていった。
そして今となっては、金にもならない無駄なことはやりたくない、とまで思うようになってしまった。
だからお金も時間も失うわりに何も残らないゲームに対して、ワクワクしなくなったのではないだろうか。
自分だけの資産が作れる

だがブログは違った。
少なくとも、広告をペチャ!っと貼りつけて、あとは記事を見てくれる人が増えてくれれば、少なくともお小遣い程度は稼げる。
努力することに意義を見いだせるのだ。
さらに読書をして情報をインプットした場合でも、それを記事としてアウトプットに繋げることができる。
本をたくさん読んだとしても、それを行動に移していなければ大半が意味をなさない。
インプットとアウトプットは、同時にこなさなければならないのだ。
例えるならブログは、農業と似ているかもしれない。
最初は芽が出るまで時間がかかるが、いったん成長すれば食料として確保できる。
本業で食えなくなったとしても、家庭菜園で野菜を植えておけば、しばらく食いっぱぐれないようなものだ。
そして最大の利点は、自分で農園をぶっ壊さない限り、その価値がずっと残り続けるということ。
つまり自分だけの資産が作れるのだ。
しかもネットに繋がってさえいれば、いつでもどこでも仕事をすることができる。
自分の中にある情報を発信するというだけでも楽しいが、それが膨らんで成長すれば、さらにお金も稼げるかもしれないというこの一石二鳥なところがいい。
人生に潤いというか、細胞が生き生きしてくる感じがするので、非常におすすめだ。
Youtubeもいいんじゃない?

僕は過去に、Youtubeを副業としていた時期もあったので、これも書いておこうと思う。
結論から言うと、今はもうやっていない。
なぜなら近所迷惑になるから。
当時はスマホを使ったソシャゲのゲーム実況として、毎日のように動画配信をしていた。
ガシャが更新されるたびに、デイリーミッションで貯めた石を砕いて、我先にと動画を配信していた。
ゲームのプレイ動画よりも、ガシャ動画の方が再生数が稼げるからだ。
だがより再生数を稼ごうと思ったら、Youtuberとして人気を確立した方が個性が出て、より効率的だ。
ので、動画配信に自分の声を吹き込んで、実況という形で動画を配信するというスタイルをとっていた。
だが、当然声を出さなきゃいけない以上、ある程度テンションを上げて実況しなければならない。
一度声のボリュームを落として、普段の実況よりも50%ぐらいの声量で配信したら、視聴者から声が小さい、と苦情のコメントをされたこともある。
周りがシーンとしている部屋の中で、ずっと声をはりあげるのもなかなかしんどいし、何より近所迷惑になるのが辛い。
トークがつっかえて噛んだりしたら撮り直さなきゃいけないし。
超高難易度ステージの攻略動画をアップしようと思っても、そもそも攻略した瞬間を動画に収める、ということが至難だったりする。
いわゆる、いつもぶっつけ本番なのだ。
ブログなら書き間違えてもすぐ修正することができるし、一度完成した記事もあとで好きなように更新することができる。
でもYoutubeは一度動画をアップしたら、それを後で修正するということができない。
取り直した動画を、もう一度アップロードし直さなきゃいけないのだ。
さらに期間工として寮に住んでいる場合、お世辞にも防音がしっかりしているとは言い難い。
ゲーム実況などをやろうと思っているなら、正直継続するのは難しいだろう。
もし期間工として寮に住みながらYoutubeを副業としてやるなら、無音で作業が完結する動画を主体にしよう。
例えば実況をするにしても、ゆっくり実況なら自分の声を録音する必要もないのでおすすめだと思う。
俺はオーナーだ!

ブログを始めてからというもの、1日が非常に短く感じるようになった。
正直、24時間じゃ全然足りない。
書いても書いても、雪崩のように次から次へと書きたいことが溢れ出てくる。
そしてブログを本格的に始めてから、良かったと思えることがもう一つある。
これは誰に邪魔されるものでもない、自分だけのビジネスだ。
まるで独立してフリーランスに近づいているような、そんな感覚まで芽生えてくる。
もちろんこれで生活ができるほど全然稼げてはいないから、まだまだ期間工として働く必要がある。
だが、自分がオーナーとしてビジネスをやっているという感覚が、少しづつ会社員から解放されていると思えてきて、非常に心地いいのだ。
さらに僕は今、朝起きたらまずブログを立ち上げて更新する、という習慣を意識して続けている。
そして1記事完成したらあとはもう自由時間!として、そこからはゲームなどをしてだらだら過ごしている。
例えるなら、夏休みの初日に宿題を全て終わらせて、最終日まであとは自由!みたいな感覚に近い。
やることを既に終わらせているのだから、ゲームしてだらだらしたってOK!といった感じだ。
逆に今までは朝起きて即ゲームをしていたから、時間を惰性に食いつぶしている感覚だけが強く残っていたのだと思う。
さらに言えば、自分で始めたビジネスに関しては、期間工を辞めたとしてもずっと残り続ける。
日本だけでなく、世界中のどこに住もうが、住む場所など関係なく自分の仕事ができるのだ。
はっきり言って最高ではないだろうか、この働き方。
会社員は会社員なりの利点があるのだろうが、やっぱり時間的制約や、行動範囲なども制限されてしまう。
期間工としてお金を稼ぎつつ、自分だけのビジネスとして副業も併用する、というのが賢い選択ではないだろうか。
おわりに
他の記事でも何度か書いたことがあるが、僕は会社員という働き方は好きではない。
ペットで例えるなら、飼い主である会社が潰れたり、育児放棄されたりしたら、その瞬間食いっぱぐれてしまうからだ。
その点を考えると、正社員としての人生が安定した生き方だとはどうしても思えない。
もちろんこれは僕の価値観によるものだ。
会社員として生きる人生が間違っているとは、一言も言っていない。
要は、会社員として収入を得ながら、自分だけのビジネスも作る、という二刀流で生きた方が、よりうまい人生を過ごせるのではないかということだ。
会社員として得られる労働収入と、副業で得られる事業収入。
この2つをうまく使い分けて、賢い人生を過ごしていきたいものだ。
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