
会社員なんて辞めてFIREしたいよー!!



あきらめろ!この社畜がっ!!



嫌だ!あきらめたくない!!



それなら「期間工」やってみれば…?



…期間工?
この記事では、FIRE(経済的自由)を目指している方に向けて、以下の内容について解説していきます。
- FIREを目指すにあたって、なぜ期間工がおすすめなのか?
- 期間工をどれぐらい続ければFIREできるのか?
- 具体的な仕事内容や給料は?
- 逆にデメリットはないのか?
FIREを目指している方、または期間工という働き方を検討している方の参考になれば幸いです。
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なぜFIREを目指すのに期間工がおすすめなのか?


まず、そもそもどうしてFIREを目指すにあたって、期間工がおすすめなのか。
この理由について解説します。
結論から先に言うと、以下が理由となります。
- 各種手当てや満了金など、給料(収入)が高く、稼ぎやすい。
- 寮に住めて、生活費(支出)を大幅に抑えることができる。
- 職歴、スキル、年齢が不問で、誰でも働くことが可能。
期間工として働きながら寮生活を送れば、収入が多くて支出が少ない、というお金を貯める上で最適な環境が手に入ります。
さらに経験やスキルも不問で、応募すれば基本的に誰でも採用されるため、思い立ったらすぐに働くことができるのもメリットです。
アルバイトや派遣社員であれば、こういった特別金の支給はなく、仮に正社員であったとしてもボーナスがない会社も多く存在することでしょう。
ですが、期間工に応募して約半年働くだけで、祝い金や満了金などを合わせると、最低でも「200万」は稼ぐことが可能です。
家賃や光熱費なども一切かからない生活を送れるため、最終的に手元に残る金額も多くなります。
FIREを目指すにあたっては、支出をなるべく抑えて、給料の大半を投資にあてるのが大原則です。
期間工&寮生活というのは、FIREを目指すにあたって最適な働き方であると言えるでしょう。
具体的にいくら稼げるのか?


こちらも結論から先に言うと、以下の金額が目安となります。
▽期間工を各満了したときの、金額の目安。
- 3ヶ月:100万
- 6ヶ月:250万
- 1年:450万
- 2年:950万
- 2年11ヶ月(フル満了):1400万
なお、こちらの金額は「残業時間・休出の有無・工場の稼働状況」によって変動するため、あくまでもおおよその金額となります。
また、トヨタ自動車で働いた場合の具体的な手取りをまとめた記事や、実際の給料明細の記事も公開しているため、よければこちらも参考にしてください。




期間工をどれぐらい続ければFIREできるか?


一説によると、FIREをするために必要な金額は、年間の生活費の25倍の資金が必要とされています。
仮に節約を徹底し、1ヶ月の生活費を10万円に抑えたとすると、年間で120万円の生活費となります。
つまり、3000万円の投資資金が必要となります。
手取り換算で計算しても、最低でも期間工を「10年」は続けないと、完全なFIRE達成は難しいでしょう。
もちろん人によって必要となる生活費や、FIREしたい希望年齢が変わるため、一概には言えませんが、完全なFIREを希望とした場合、最低でもこれぐらいは継続する必要があります。
しかし、期間工を「10年」続けるというのは、正直現実的な話しとはいえません。
それほど長く期間工を続けるぐらいであれば、正社員登用試験に応募し、期間工→正社員という道を目指した方が、よりFIREも早く達成できることでしょう。
ですが、仮に実家暮らしで生活する場合や、週に2,3回だけバイトして生活費を補填する「サイドFIRE」であれば、必要となる軍資金も大幅に減るため、期間工でも十分実現可能となります。
期間工をフル満了まで続け、節約を徹底しながら投資も継続していれば、1000万近い資産を作ることも可能なため、FIRE以外にやりたいことや、目標達成の足がかりにもなります。
FIRE達成に必要な情報をまとめた、具体的な記事を過去に公開しているため、よければこちらも参考にしてください。


期間工の仕事内容は?


期間工は主に「自動車メーカー」、または「自動車の部品を製造するメーカー」に配属されて勤務することとなります。
そこでの主な仕事内容としては、ライン上での組み立て工程や、自動車に取り付けるパーツを運送する物流工程、そのパーツを加工・研磨する加工工程、自動車に色を塗る塗装工程など、非常に多岐に渡ります。
例えば「組み立て工程」であれば、ライン上を流れてくる車に対して、ひたすらインパクトでボルトを締め付けたり、「ハーネス」というコードのようなものをクランプしたりします。
「加工工程」であれば、シャフトなどといった自動車の部品を専用の機械にセットして、研磨→計測→後工程に流す、という作業をひたすら繰り返します。
基本的に1日のノルマや、タクトタイムといったものが決められているため、制限時間内に不具合を出すことなく、延々と繰り返すこととなります。
なお、基本的には各メーカーに応募した段階で、自分で好きな工程を選ぶということはできません。
メーカーが各々判断し、各種適正に合わせた工程に自動で配属されるため、自分はこの工程がいい!といった希望は基本的に通らないと思って下さい。
それはつまり、人がすぐに辞めてしまうようなキツイ職場に配属される可能性が高くなるということです。
ですが大手メーカー、特にトヨタであれば、事前に適正チェックを行ってから配属をするなど、適材適所を考えた配置をしてくれます。


そのため、細身の人に重量物を扱わせるといった配属は基本的にしないため、あまり心配する必要もないでしょう。
それでも難しいという場合は、最低満了期間である「3ヶ月」だけ耐えて、無事満了したら次の職場を検討してみるとよいでしょう。
デメリットはないのか?


まず最初に挙げられるのは、作業があまりにも単調なため、人によっては続けるのが嫌になってしまうということです。
この時点で人によっては向き不向きが出てくると思いますが、自動車メーカーともなると仕事のスピードや、不具合を出さないようにする作業の丁寧さも求められます。
また、担当する工程によっては、「手・腰」といった、どこかしらの身体の痛みを伴う可能性も出てきます。
さらに「スキルや経験が不要で誰でも働ける」ということは、それはつまり、どれだけ期間工を長く続けても特にスキルが身につかない、ということでもあります。
やりたいことや目標が別にあって、そのためにお金がいる。
そのお金を稼ぐという目的のためだけに働いている、というある種割り切った感情で、期間工を続ける必要が出てくるでしょう。
「人生の時間を切り売りして、その代価としてお金を得ている」というのが、期間工を続ける上での最大のデメリットと言えるかもしれません。
ですが、今の働き方に疑問を感じているからこそ、「期間工」を検討されたのではないでしょうか?
どうせ今の会社で働いている目的が、「毎月の給料」だけになっているのなら、「お金を稼ぐ・貯める」ということに特化した期間工に応募するのは、ある意味賢い選択とも言えます。
少ない給料で高い家賃を払い、日々消耗しているぐらいなら、いっそのこと期間工の道へ進んで、一気に稼いでしまった方が得策ではないでしょうか?
働くならどこのメーカーがおすすめ?
僕なら迷わず「トヨタ自動車」をおすすめします。


理由としては以下となります。
- 日給の水準が高く、満了金の額も大きいため、長期目線で最も稼ぎやすい。
- 社員さんが優しくて親切。人間関係が良好。
- 寮が比較的綺麗。当たり寮になればマンションレベルの部屋に住める。
この中で僕が最も重視しているのが、「人間関係」の部分です。
今までも様々な会社で仕事をしてきましたが、退職を決意する要因となったのは、いつも「人間関係」が大半でした。
もちろんお金を稼ぐのが最大の目的である以上、「どれだけ稼げるか」は重要なポイントです。
ですが、人間関係に限界を感じて、目的の金額が貯まるよりも早く辞めることになってしまっては本末転倒です。
その点、トヨタであれば仕事を教える段階から、普段の健康管理に至るまで、様々な点で働きやすさを重視しているため、非常にバランスがいいです。
以下の記事で、実際の体験談を元に「トヨタ」と「スバル」を比較した内容を書いているため、どちらにしようか迷っている方は、よければ参考にしてください。


おわりに


期間工は、FIREを目指すにあたって最適な働き方です。
ですが、期間工を数ヶ月ほど働いたからといって、すぐにFIREできるほど「経済的自由」というのは簡単には手に入りません。
貯金が全く無いゼロの状態で、1日も働くていい完全なFIREを目指すというのなら、最低でも10年は期間工を続ける必要があります。
ですが、週に2,3日バイトをすれば生活が成り立つ程度の「サイドFIRE」でいいのなら、必要な投資資金も少なく済むため、期間工でも十分実現可能です。
僕も借金が200万以上あるどん底の状態から、期間工によってこの借金を全て完済し、今では資産300万近くまで貯めることができています。
もし今、期間工を検討されている方は、以下のページから具体的な「エリア」・「メーカー」などの「希望条件」を選んで探すことができるので、ぜひ参考にしてみて下さい。
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